かおり’s blog

《かおりの過去現在未来を文字にするスペース》1+1≠2な私。勉強も家族も自分も友達も体当たりな日々の記録から。

履き慣れない靴で、靴ズレした就活生のカットバンに滲んだ血を見て

こんばんは。
香です。

今日、珍しくスーツを着ていた私です。

1日インターン(気づいたら特別エントリーしたわけでもなく、エントリーシートも出していないけど最終選考だったらしい)に行ってきました。

スーツじゃなくても良かったので、春らしいブラウスとか着たいな〜と思って探していたけどゆっくり買い物している時間もなかったので、恥ずかしながらスーツで妥協です。

ブラウス1枚でこんなに悩むし、それが楽しいし、難しい。

身につけるものを考えるってとても大事ですね。

結局スーツで行った人が何も言えないけど、考えることを放棄するのはもったいないなと思いました。

さらに、お互いのことを知ろう、歩み寄ろうとする就活生に対して、強要する会社?大人?人生の大先輩?は、一体全体どうしたのだろうとも思います。

今日は、せめてと思って(スーツ用のパンプスまで茨城から持ってくるの面倒ということもある(笑))8cmくらいのヒールの普段履きなれた靴を履いていきました。

スーツ用でなかったし、ヒールが高いのでどうしたお前と突っ込まれたらそれまでだ〜♩る〜ん♩って感じで、行ったらランチをご馳走してくださった社員さんがとても可愛い靴ね!それの方が合うね!と褒めてくれてハッピーでした٩(ˊᗜˋ*)و

それもまた1つ、自分の求めているものが何かの気づき、会社への理解にもなります。

一石二鳥どころじゃないですね!

やっぱり表現は、大事だな〜と思いました。

何かやってみて、誰かに何かを言われたり、ほかの人がやっていることを見たり、ん?となる瞬間。

そこにこそ、きっと自分という人間が大事にしたいものの本質が隠れている気がしています。

今日、そのインターンへ行く前にエスカレーターで前に就活生と思われる女の子が立っていました。

足元を見たら、かかとに貼ったカットバンに血が滲んでいるのが見えました。

そしてすごく疲れているような後ろ姿は、とても小さく見えて。

すれ違う就活生と思われる人の中に、疲れた顔をしていない人はいなくて。

どうしてだろうって。

履きなれたスニーカーで来たら、もっと早く歩けるだろうし、靴ズレすることも、血が滲むこともなかったのにって。

なんだか私が勝手に悔しくなって、泣きそうなった。

大きな合同説明会の上から撮った写真に写る、たくさんのスーツを着た学生をゴキブリと表現したツイートのRTが回ってきたことがあった。

そんなツイートがうまれることも、あれだけの数のRTが同世代の中でうまれることも、すべて悲しかった、切なった、虚しかった、こわかった。

人生という一度きりの宝物を、ここ日本に生まれた同世代が、消費され、浪費させていく光景がそこにはあって。

ねぇ、みんなの価値ってそんな小さなことなんかじゃないじゃんって。

髪の毛急に黒にしたけど、茶色の方が似合ってたよ。

あなたのネイルいつも楽しみにしてたよ。

なんでみんな個性を消すことに一生懸命なの?

なんでみんな他との違いを見出すことに、自分を良く見せることに必死に焦って、この就活というおかしな社会の中でもがいてるの?

就活なんかに、私の大好きなあなたが消されるくらいなら、あなたがあなたを見失ってしまうくらいなら、就活なんてしなくていいって思うんだよ。

もっと迷っていいじゃない。

他人の価値観や評価の中に自分の価値を見出そうと逃れようとするのではなく。

自分ととことん向き合うこと。それだけ。世界に一人、自分の幸せは、自分のものさしで一生はからなきゃだめだよきっと。

ものさしを探そうよ、自分の中に、自分だけのものさしをつくろうよ。

そして明日も自分の好きな自分と、自分を生きていこう!

たくさん一緒に自分に迷って生きていこう!

迷って、ぶつかって、どーーん!と生きる人生をこれからも体現出来たらいいな。

最後に、ハッピーをたくさんくれた社員さんがご馳走してくださったオムライス (*˙︶˙*)☆*°


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