かおり’s blog

《かおりの過去現在未来を文字にするスペース》1+1≠2な私。勉強も家族も自分も友達も体当たりな日々の記録から。

恋せよ就活生 ~ベクトルの違う現役大学4年生が出会ったら~

おはようございます!
香です!

昨日は、大変有意義な時間を過ごして来ました。もともとは、以前私が共同主催で開催したCareer talk session vol.2(学生の自己理解を色んな分野の学生、社会人との関わりの中から掘り下げ、深め、自己理念確立させていくことを目的としたワークショップ)が流れてしまい、でも唯一参加の意思表示をしてくれた1人の女の子に対しての責務を全力て果たしたい、と2人でひっそりするはずだったのですが、気づけばこんな4人で熱く語り合っていました!



さあ、どんな4人が集まったのか!




No.1もともと12歳の時に担任の言葉に傷ついた次の瞬間、まず自分が現場に潜入してまずは教育改革をせねばという使命感にかられ、教員を目指し、教育学部学校教員養成課程所属しながら、5年後に自分の教室カフェ「家庭科教室」(もう名前決まってる)という教室を拠点に自分のしたい教育をまず食(玄米菜食、マクロビ等)を通してしていくことを決めた絶賛、食のベンチャーに片想い中の私

※この辺のことについて、後で詳しく

No.2エンジニアを目指す、工学部所属の理系女子。はじめに機械の道を目指した理由は、女子が少ないこと、女子で機械が好きが少なかったから、みんなと違う方へ行きたかった、みんなと違うことをしたかったことらしい。iPhoneケースにスバルの車がついているくらい熱いスバリスト(車メーカーのスバルが大好きな人をこう呼ぶらしい)車とロボット、機械を愛する熱いハートの持ち主、の女の子。

中盤参加 No.3  3年生の時点で内定を獲得しながら、現在は、小さな頃から身近にあって好きだったカメラの仕事でフリーランスとして活動していくことを決めた男の子。昼間、飲み会だったそうで、終始ハイなテンションで初対面ながら躊躇することなく、鋭いツッコミで、深いところまで話を掘り下げてくれた。


終盤参加※No.4  (社会人)自身が就活で感じた、就活への疑問から色々な学生、社会人、企業、社会との接点を増やしたい。そして学生が夢を持てるような場所をつくりたい。多くの学生にそのきっかけと価値を与え、その想いを実現し、現在は、株式会社というかたちで事業を展開されている社長さん。※学生団体に所属している人なら一度は、行ったことがある場所ですよね!私も大変お世話になっています。名前を載せて良いのか分からないので、あえて載せませんが学生の方なら間違いなくご存知でしょう!彼の話を聞けば聞くほど、なんて素敵な空間をつくってくださったのだろうと感謝の気持ちでいっぱいになりました。



この4人の会話で生まれた会話を私のTwitterに、#就活メモというかたちで昨夜リアルタイムで記録しておきました。



改めて読み返してみても、さらに考えされられる深い内容が多いので、こちらにもその中でも印象に残ったことを、シェアします。



@___kw: 夢なのか安定なのか
♯就活メモ

@___kw: 期待値の高い日本で。
選択肢が増えた幸せ分だけの迷い。
♯就活メモ

@___kw: 好きなものを仕事にしても、後悔がある。
それがビジネスになるから。
♯就活メモ

@___kw: 型に自分をはめていくことに必死な人に疑問がぬぐいきれない
♯就活メモ

@___kw: 型にはめる能力が高い人、ということだよね。
それはとても幸せなことだと思うな。
♯就活メモ

@___kw: 先生になるだけが教育じゃない
♯就活メモ


@___kw: 私がやりたい教育は、

女子の私がエンジニアになり、管理職になり、部下を教育すること

その先に教育があると思ってる

♯就活メモ

@___kw: 教員養成が教えてくれたのは、ここだけにいたら腐っちゃうなっていう危機感

♯就活メモ


@___kw: お題①あなたにとっての「内定」とは何ですか
♯就活メモ

@___kw: 「ただの約束事。」
♯就活メモ

@___kw: 「約束って破っていいの?」
♯就活メモ


@___kw: 「その人との幸せと約束破るのは、違うから。」
♯就活メモ


@___kw: 「内定蹴るのは悪いと思ってるけどね。でも、それも想定内でしょ。」

♯就活メモ


@___kw: 「猶予期間、相手を裏切ってしまっていると思ってしまう。だから内定はもらえない。第一志望じゃない企業なら。」
♯就活メモ

@___kw: 「フリーにした一番の決定要因は何?」

「流れ。」「消去法。」「外的要因で決めた。」「ただ、成り行き。」「流れに乗ってるだけ。」「合理的。」「好きだからやってるかどうかはわからない。」

♯就活メモ

@___kw: 「要は、やりたいこととタイミングですか。」
♯就活メモ


@___kw: 「やりたいことない人が一番、就活辛いんだろうね。」
♯就活メモ

@___kw: 「今の悩みは、自分の一番のアピールポイントがわからなくて、ESが書けないこと。」
♯就活メモ ♯ES

@___kw: 「ES書くのめんどいから、人事に直接会いに行く派。」
♯就活メモ

@___kw: 「この人とお酒飲みたいって思われるように常に意識してる。将来のビジネスパートナーになりうる相手と思って、常に営業意識とサービス精神。」
♯就活メモ


@___kw: 「面接回数分だけの営業かけて帰る。将来への有益な投資と自分への財産を残して帰る。」
♯就活メモ

@___kw: 「女の子は、結婚や出産を考えながら、就活してた。泣きながら相談に来る人もいた。」
♯就活メモ

@___kw: 「知った先に道はできる。知る入り口をつくる手助けを作りたかったんだよね。」
♯就活メモ

@___kw: 「就活を出口にして、企業に出会わせたいとは思ってない。より早く、いろんな企業や社会に出会える機会を作りたい。」
♯就活メモ

@___kw: 「企業も目先のことにとらわれすぎている。」
♯就活メモ


@___kw: 「技術が進歩することは、幸せなことであると同時に、誰かを不幸せにリスクを伴うもの。」
♯就活メモ


@___kw: 「何をするにしてもリスクマネジメントって一番大事。技術が先走るとコントロールが追いつかなくなる。ドローン、原発etc...」

♯就活メモ







ここで、4人の会話は、終了。




いかがでしたか?何か目に止まった言葉は、ありましたか?



ごく一部の限られた4人ではありますが、全員が全く異なった進路を目指しているので、私にとって、これらの会話の内容はとても面白く興味深いことだらけでした。



「就活」から考えること、学ぶことまだまだ多そうです。




そして、広がる世界がそこにはまだまだたくさん溢れているようです。



「工場は機械の集大成」




キラキラ目を輝かせながら、語る彼女の未来が待ち遠しい。



そんな彼女に触発されて、私の未来も早く彩りたくなるワクワク感を味わう。




「好きを仕事にしたら幸せになれると思ったけど、だからこその苦しみが生まれた。」



好きを仕事にしている彼を憧れの眼差しで見上げるが、そんな彼は俯いて本音をぽつりぽつりとこぼしてくれた。


そんな言葉の水を一滴残らずを掬いたいと思っても、指の間からその水は溢れ、こぼれ落ち、止めることができない。その全部を飲み干すことのできない自分の小ささを思い知る。



飲んだところで、その水が塩水なのか、砂糖水なのか、それとも無味なのか、そんな味覚も育っていない自分に、ため息が出る、のをぐっと堪える。





そんな時間を「就活」を通して、昨日は味わっていた。





最後に私とエンジニア志望の女の子で、機械の話になり、


私「実は、機械にはすごく感謝しているけど、機械はあまり好きじゃないんだ。映画の話ではなくて、ロボット対人間の時代はいつか来る気がしているし、既にもう起こってるよね。人間は機械に勝てない。コントロールしきれないものを生み出しちゃいけないって思うんだ。などなど」

エ「ロボットは、人間を絶対に超えられないよ。~~略~~。でも、周りに被災地でダイレクトに震災の影響を受けた人の話を聞けて、機械を生み出すものの責任を感じた。エンジニアになって、機械を世に送り出す立場になったとき、絶対に今日のことを忘れないね。などなど。」


こんな会話が生まれた。一つ前の記事に、福島や原発についてのことに少し触れているので、理解してもらえる部分もあるかもしれなけれど、彼女の言葉は、本当に本当に本当に嬉しかった。


書き出すと、就活の話と大幅にずれ込んでしまうのでやめるが、この会話が出来ただけで、彼女の言葉が聞けただけで、就活の時が来てくれてよかったと、心から思った。

それだけではなく、帰り際の会話で、

私が「結果的に、私ばかりいつも貰ってばかりで申し訳ない。」

と、伝えたら、


「いやいや、私こそいつも貰ってばかりで申し訳ないと思ってるんです。」


と、返されて、人様のお時間を頂く上で、私の理想のwin-winの関係が自然と成立していた事を知り、とても幸せな気持ちになった。


何度振り返ってみても昨日は、本当に有意義な時間だった。


私のブログを読んで、影響を貰っているよ、と言ってくれる友達がたくさんいて、本当に嬉しくて、そんな大切な友達もまた「就活」という一つのライフイベントのときを迎えているので、ここでシェアさせて頂きました。


是非、参考程度に頭の先っぽの方にでも、とめておいて頂けたら嬉しいです(*^^)



すれ違う人の中で、出会えたお一人お一人に心から感謝です。




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