就活迷子 その③~ワイン会(完)~
こんばんは!
かおりです!
就活迷子 その②の続編です。
いよいよワイン会の会場に到着。
会場に入ると、きれいにお皿やナイフにフォーク、ワイングラスが並んでいた。
えっどうしよ笑
1「ずいぶん若い子が来たね~。」
香「田舎の大学3年生です、本当に迷子なんです笑 ○○さんともついさっき知り合ったばかりなんです。笑」
1「ええそうなの?面白いね~!ワイン好きなんだね!」
香(ワインなんてスパークリングちょっと飲むくらいで、むしろ嫌いです。極秘)
1「こっちこっち!この方が今日の会の一番VIPだから前に座りなさい!」
香(ええええええどどどどどうすることもできない。楽しくお話ししよう。「こんにちは~。」
隣席の方々とぎこちなくご挨拶。皆さん、名前は分かったとしてもなかなか職業や会社名を聞かないので自分がどれだけすごい人と話しているか分からず、あたふた。いや、むしろ知らない方が変に硬くならなくて済みました。
本当にすごい人って、自分の正体を明かさないんです。
ワインも5~6本次々新種のものが開けられて、皆さんのお話を聞かせて頂きながらあっという間に時間は過ぎていきました。
参加者の中には、プロのピアニストさんやVIP専用のCAさんだったり経営者のほかにもさまざまな業界のプロの方がいらっしゃって、それはそれは刺激的な時間でした。
ベルギー料理なんて初めて食べたのですが、どこかの社長さんとのんびりゆったりお話しながら美味しく頂きました。
本当は、もっと皆さんといたかったのですが、ドイツビールを頂いて次の約束へ向かいました。
次の日は、皆さんにお礼のメッセージを送らせて頂きました。私からのお礼の気持ちだけでも届いたらと思ったのに、皆さん本当に心があたたかい方々です。丁寧にお返事を下さって、それぞれの分野からのアドバイスやおすすめの情報をたくさん教えてくださいました。
「また、ワイン会にいらしてくださいね。」
そんなお言葉まで頂いて、本当に感謝感謝です。(恐れ多くて一人で行ける場ではないです。)
こんな感じでワイン会は終了しました。
ふと、なぜワイン会に行くことになったのかと思い返してみると、
あの遊びで行った茨城大学の図書館で行われていた15卒向けの企業説明会でしたね。
あまりにも軽い気持ちだったので、面白そうで暇そうなおじ様、おば様のところからすべては始まったんですね。笑
自分でもびっくりですが、どこに何が転がっているか分かりませんね。計算なんてできません。計算できたところで、こんなまさかまさかの展開を予想することもできません。だから人生って面白いんだろうと思います。きっとそうやって就活だって楽しめるはずです。
でも、就活ってなんなんでしょうね?スーツを着ること?企業説明会行くこと?エントリーシートを出すこと?選考に通ること?そもそも就活のゴールって内定をもらうことなの?良い会社に入社することなの?
きっと、それが就活と決めつけてしまってはみんな苦しくなっちゃうんじゃなかなって思う。入社への切符を手にできたとしてもそれがただの紙切れに思えちゃうこともあるんじゃないかな。就活なんて全然わからないんだけど、石頭にならないように常に気を付けたいなって思う。
人に会いたいなら会いに行くまで。伝えたいならどうやったら伝わるかを考える。
それをこれからも続けていくだけ。
会いたい人は、友達だったり、子どもだったり、家族だったり、いままでに会ったことのない学生や社会人さまざま。
その人を見ている。その人の立場も地位も過去も生い立ちも何も関係ない。
私の目の前にいる、私の見ている、私も見えないあなたに興味がある。
だから、ただ、会いたい。
それだけだったのに、大学3年の秋に入ったら突然私の行動が就活と捉えられるようになった。だから私は、就活なんて意識しないうちに就活というよくわからない特殊な文化に迷い込んでいたと思っていて、就活と思っていないので就活迷子という表現をとりあえず今は使用している。
就活ってなんだろね?時が来たらわかるのかな?
もし分かったことがあったらこうやってちょこちょこ書き足していきますね。
嘘はつかない。
自分を自分で信用できなくなって、相手に嘘をつくことになってしまうから。
「自分の第一の味方は、常に自分自身でいること。可能性が潰れることがあったとしても、絶対に自分で潰すことだけはしない。」
どんなに泣いても泣いても泣いても破っちゃいけない中学からの自分との長年のお約束です。
長年の自分自身とのお約束は、これからもずっと守っていきます。どんな社会にのまれようとも、貫いていきます。