かおり’s blog

《かおりの過去現在未来を文字にするスペース》1+1≠2な私。勉強も家族も自分も友達も体当たりな日々の記録から。

エントリーしません。のお手紙に社長さんからお返事が来た。

こんばんは!

今日から教育実習の香です!
 
担当クラスに挨拶して、5分後何があったのか机ばこーん!ボコボコおらぁおおおああああてめぇええなんだやんのかこらぁあああなシーンを見ることになり、ただ固まってしまった自分。
 
はいはいいつものね、な生徒。
 
冷静かつ迅速な対応をとる先生方。
 
ぽつんな自分。
 
午後は、体育館で全校生徒が集会を開いている最中にとてつもなく大きな揺れが発生。
 
冷静な先生達。
 
少しガヤつく生徒達。
 
無意識に両隣の人を掴んで、思いっきり不安を表に出した自分。
 
自分てやつは、なんてやつだ。
 
教師たるもの、どんなに予想外のことが起きたところで動揺してはならぬ。
 
いや、どんな最悪の事態も想定内に収まるくらい色んな状況を想定して準備しておかねばならぬ。
 
お主、まだまだよの〜。
 
大きい音や地震のトラウマなんて、通用せんよ。
 
お主、覚悟を持て。
 
そう自分に言い聞かせた実習初日。
 
帰りにメールをチェックすると、こんなメールが。
 
f:id:kaoriw:20150525201747j:image
 

楽しくお話していただけのはず(面接だった。)が、気づいたら選考をクリアしていて(1日で人事→社長面接パスしてらしい)最終選考まで進んでいたある会社の社長さんからのメール。

 
すごく特殊な出会い方(大変有難いことに、人事さんから、私の直感を信じてもう一度会うチャンスがほしいとメールをもらった)だったので、エントリーもしていなくて、最終選考のインターン(選考って知らなかった(笑))を受けた後、もし内定を受ける気があるのならエントリー(まさかの事後)をHPからして下さい。と言われて1ヶ月くらい迷ってた。
 
 
 
 
受けない99:受ける1
 
 
内定もらっといた方が周りを安心させられるかな90:そんなこともないかな?10
 
 
 
この仕事私がやらなくても誰かができそう100:私がやらなきゃ0
 
 
 
内定をもらったとして、後からこの素敵な社長さんとの約束を破る、内定辞退なんてできない10000:とりあえず保険程度に0
 
 
 
社長さんにちゃんとありがとうが言いたい10000:このままエントリーせず音信不通で終わる0
 
 
 
 
そんな気持ちの整理がつき、順序がすごくへんてこだけど、
 
 
 
「エントリーしません。私がやらなきゃならないことを見つけました。だから私は、それをやることにやっと決めました。」
 
 
 
とエントリーしません。宣言を書いたお手紙を投函。
 
 
 
 
そのお返事がこのメール。
 
 
 
 
人様からもらったメールを添付するなんて最低な気がして、少し気が引けた。
 
 
 
 
 
でもすごく嬉しかった。絶対また会いにいく。実はこの会社ばかりではなくて、落ち着いたら直接お礼を言いに行きたい、行くと決めている会社はいくつかある。
 
 
 
 
 
何が言いたいかというと、
 
 
 
 
 
 
 
 
就活には、人のぬくもり。血のかよった人と人との関わり、温度がある。
 
 
 
 
 
 
 
心が通う。
 
 
 
 
 
 
 
そんなことを感じた。
 
 
 
 
 
まだまだ多くの就活生が何かに追われるのように意味もわからないくらいにプレエントリーボタンを押しまくり、個性をかき消すかのように不自然な黒髪に染め直し、おかしな社会にまるで身売りするかのように、リクルートスーツを着て、慣れないヒールで靴擦れを起こしている。
 
 
 
 
 
不採用のメールを、「お祈りメール」と呼ぶのはそんな彼らがつくった間違った表現ではないだろうか。
 
 
 
 
 
なぜなら、私が昨年の冬、初めてもらった不採用メールはとても嬉しくて保存しているくらいなのだ。
 
 
 
 
 
 
すごく嬉しかった。私にはここではない場所で絶対にぴたりと私がやらねばならないことがあるのだと思った。
 
 
 
 
 
 
 
そして、今度この会社にビジネスの話をしに帰ってこようと思った。取引相手として将来関わる。そうなってる気がした。そう思った瞬間があったからこそ、この会社に最も価値を与えられる人材が採用されるべきだと思った。
 
 
 
 
 
 
 
でも嬉しかった。社長面接までして、判断をしてくれたこと。合っているなら採用。合わなかったら不採用。その時のニーズによって欲しい人材も変わるわけだが、私はうちには合わない条件、もしくは合わないタイミングだったことを感謝してる。
 
 
 
 
 
 
そうじゃなかったら、このブログ記事はうまれてない。
 
 
 
 
 
私だからできる価値を提供したいなんて本気で思ってない。
 
 
 
 
 
私の価値をもっと高めたいなんて思ってない。
 
 
 
 
 
 
そもそも「価値」なんて言葉は、お金にしか使ってなかったかもしれない。
 
 
 
 
 
 
つまらない人間になるところだったのを、その「不採用メール」=「エールメール(略してエルメ)」が助けてくれた。
 
 
 
 
エルメなかなかよくない?(笑)今、思いつきで打ってみました(笑)
 
 
 
 
 
 
エルメどんどん使ってください!!(笑)
 
 
 
 
 
実は、その不採用メールをくれた人事さんがこのかおり's blogを購読してくれているのです。
 
 
 
 
 
これまた結構面白い(笑)
 
 
 
 
 
 
 
きっとこの記事も読んでくれるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
こんなかたちで、申し訳ありませんが、本当に本当に本当に感謝しています。あのタイミングでお会いできたこと。エルメを頂けたこと。またお会いしたいです。もっと成長して、必ず会いに行きます!!!!
 
 
 
 
 
 
 
えっとなんの話でしたっけ?(笑)
 
 
 
 
 
 
そうそう、エントリーしません。メールに嬉しいお返事が来て、教育実習初日、自分のちっぼけさを思い知って小さくなってた自分に、就活がぬくもり、温度を感じさせてくれました。エルメ最高♪♪♪明日からも実習頑張ります!!!
 
 
 
って話でした!!
 
 
 
 
おしまい◎